各々随分に法華経を信ぜられつるゆえに、過去の重罪をせめいだし給いて候。たとえば、鉄をよくよくきたえばきずのあらわるるがごとし。石はやけばはいとなる。金はやけば真金となる。
今月の創価座談御書は『兄弟抄』の一節で、池田大作がよく引用して会員達を煽っていた御文のひとつだ。こういう御文の講義は池田の指導を引き合いに出せばいいので簡単だろう。「正しい実践があるからこそ、難が起こるのです。重要なのは、『賢者はよろこび愚者は退く』と仰せの如く、難や障魔が現れた時に、勇んで『挑む』のか、それとも怯んで『逃げる』のか。いざという時の信心の姿勢です」とかね。もっともそれじゃ御書講義じゃなくて池田指導講義になるが。でも学会活動≒選挙活動は「正しい信心の実践」じゃないよな。日蓮大聖人も釈尊も「政治活動」なんかしていない。仏教は「政治活動」と対極なんだわ。『十四誹謗抄』に「しかるに、在家の御身は、ただ余念なく南無妙法蓮華経と御唱えありて、僧をも供養し給うが肝心にて候なり。それも、経文のごとくならば、随力演説も有るべきか。」とあるように、三宝に対し奉る、唱題・供養と折伏弘教が大聖人が示された在家信徒の「正しい信心」だ。それ以外の事をヤレなどと大聖人は言っていない。むしろ「南無妙法蓮華経と一日に六万・十万・千万等も唱えて後に暇あらば時時阿弥陀等の諸仏の名号をも口ずさみ・なるやうに申し給はんこそ法華経を信ずる女人にてはあるべき」(法華経題目抄)と言われてる。唱題・折伏の自行化他の唱題をして時間があれば他の事をしてもいいよ。(でもこれだけ唱題したら念仏なんか唱えている暇ないでしょ)ってことで、大聖人がご指南している「正しい信心」をすれば、念仏と一緒で創価活動をやる時間なんてないはずだ。ところが創価員は一日1時間の唱題すらしないで学会活動に忙殺されているだから本末顛倒だ。しかも創価には三宝が無いので、いくら唱題を重ねたところで「正しい信心」にはならない。日寛上人は『文底秘沈抄』で「夫れ本尊とは所縁の境なり、境能く智を発し、智亦行を導く。故に境若し正しからざれば、智行も亦随って正しからず。妙楽大師謂える有り。『仮使発心真実ならざる者も正境に縁すれば功徳猶多し。若し正境に非ずんば縦い偽妄無きも亦種と成らず』等云々。故に須く本尊を簡んで以て信行を励むべし」と御指南されている。つまり創価本尊では何をしても無意味なのだ。なので創価学会員が苦難に遭う事は、「転重軽受」でも「変毒為薬」でもなく単なる過去・現在の謗法の現証でしかない。もちろん間違った創価信仰を続ければ却って謗法を重ねるだけである。本抄の最後には、「始は信じてありしかども世間のをそろしさにすつる人人かずをしらず、其の中に返つて本より謗ずる人人よりも強盛にそしる人人又あまたあり、在世にも善星比丘等は始は信じてありしかども後にすつるのみならず返つて仏をばうじ奉りしゆへに仏も叶い給はず無間地獄にをちにき」と書かれている。本門戒壇大大御本尊・御本仏日蓮大聖人・第二祖日興上人そして唯授一人血脈相承。牧口・戸田会長以来、創価学会が信仰してきた全てを棄て、返って誹謗している現在の創価員は無間地獄は間違いないと大聖人が判じている。そんな創価員は一刻も早く戒壇大御本尊の許に戻り懺悔し謗法の罪を受ける以外に堕在無間を逃れる術はない。創価のインチキ教学に騙されるのはお終いにしたらどうだろうか。
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