Q&A 学会活動に関する素朴な疑問【添削版】③(活動について)
Q.折伏はどうやってやればいいの?折伏とは日蓮大聖人の仏教を語り大聖人仏法の信仰を勧めることです。平和運動や文化活動をしたり、創価学会や池田先生の事を語ったり、ましてや公明党を支援することでありません。でも安心してください。創価学会は大聖人の仏教ではないので折伏という修行はありませんので、どうすれば折伏が出来るかなんて考える必要はありません。Q.「座談会」ってなに?公明党選挙支援や聖教新聞啓蒙・財務...
View Article廃仏毀釈・日本仏教の歴史
日本の仏教史を俯瞰すると、権力によって保護されたり利用されたり迫害されたりと権力に翻弄された歴史に思えます。そんな日本仏教が一番の危機に晒されたのは、明治時代の【廃仏毀釈】だったのではないでしょうか。廃仏毀釈とは、慶応四年から明治元年までの神仏分離令といわれる一連の布告による「神」と「仏」の分離政策を為政者や市民が拡大解釈し、仏教の施設や慣習を破壊したことをいい、現在でも首を刎ねられた地蔵が残ってい...
View Article弁惑観心抄(日應上人)要文⑧第2章37節より
今、また人法の差別をを立てれば、すなわち差別なり。差別にして無差別、無差別にして差別なり。これをこれ中諦と言う。本尊に人法を別々に立てると、人本尊は化諦・法本尊は空諦ですから、これだと中道(中諦)を明かさないので三諦が成立せず、蔵・通の二教の教えと同じになってしまします。仮に別に中諦の本尊を立てたとしても、それだと三諦が融和してないので、別教の「但空・但仮・但中」の「隔歴の三諦」の本尊となり、そうな...
View Article私の『大石寺ガイド』⑦六壺(むつぼ)
裏門の正面、大客殿と隣接しているのが『六壺』です。『六壺』は大石寺発祥の建物で、日興上人によって正応三年(1290)10月12日に建立されました。創建当時は、持仏堂など6つの部屋に分かれていたことから『六壺』と名付けられたと伝えられています。その後、様々な変遷を経て、第52世日霑上人の代に独立した堂宇として建立され、さらに第64世日昇上人、第66世日達上人の代に復興改築がなされました。そして現在の建...
View Article池田大作の汚ダイモク・アゲイン。
過日、SNSで朝晩に池田大作と一緒にお題目を唱えているという創価学会員の投稿があってリンクが貼ってあったので、リンク先を見てみると池田大作の題目のYouTubeが。どうやらこの動画を流しながら唱題することを、「池田先生と一緒に唱題」と言うらしく創価員にはこういう人が結構いるみたいだ。なんでもこの動画に合わせて唱題すると、「清々しくて元気が出る」とSNSに投稿されていたので、ちゃんとした池田の唱題なの...
View Article『歴史とは何か』E・H・カー【歴史・地理】
英国の歴史家、E・H・カーの書籍で『歴史とは何か』を読んだことがありますか?半世紀以上も前に書かれた書籍なのですが今でも歴史学の教科書的な必読書だと思います。カー以前の歴史学の考え方は「歴史とは過去の事実の集まり」でしたが、カーはその考えを否定します。本書の冒頭で、『ルビコン川を渡る』と言う言葉の意味を取り上げています。これは、紀元前49年1月10日にシーザーがルビコン川を渡った事実に基づいています...
View Article『日蓮の手紙』・植木雅俊著
数年前にNHKの番組のテキストとして『日蓮の手紙』という本が少し話題になりました。画像の番組テキスト版の他に文庫本も販売されました。文庫本とテキスト版の内容は違いますが、文庫の方は御書(大聖人の手紙)の解説がメインで、私達法華講員にとっては必要ないと思いますが、テキスト版の方は使いみちがあります。今更、大聖人の御書や御生涯のことを植木先生に教えてもらわなくてもいいのですが(むしろコチラが教えてあげた...
View Article『三時弘経次第』を挙げて大聖人本仏を否定する愚者を破す(読者リクエスト)
当ブログの読者の方がSNSで、日興上人は僧宝は上行菩薩再誕の日蓮大聖人の事だと言っている(要するに日興上人は僧宝ではないということ)と主張する創価員に遭遇したようで、それに対する破折をリクエストされたので記事する。まず最初にいっておくが、日興上人が自分の事を「私は僧宝である」と言うわけがないだろう。日興上人のお立場で見れば日蓮大聖人を僧宝と説明しても何もおかしくはない。もうこの時点でこの創価員は相当...
View ArticleQ&A 学会活動に関する素朴な疑問【添削版】④(教学・教義)
Q.なぜ「師弟」が大事なんですか?仏教は師弟が相対して法を伝えていくからです。それが血脈相承です。日大聖人の仏法は第二祖日興上人以来歴代法主上人が唯受一人血脈相承をしてきたのです。創価学会の師弟は大聖人まで繋がりませんので大聖人の仏法ではありません。「仏法では、師匠や、仏道修行を励ましてくれる同志を「善知識」と呼びます。」と創価は説明していますが、御書(開目抄)には「善知識と申すは、一向師にもあらず...
View Article創価学会の活動体験談①都議会選挙編
聞かれてもいないのに自身の体験を自慢気に語る老害は世間でも嫌われますが、創価の中にはそんな老害会員が結構いて、中にはそれを「たったひとつの勲章」のようにブログ等で世間に発信している創価員もいます。こういう創価員は世間でも創価内でも迷惑がられているんだろうな~って思います。体験談を語ることは悪い事ではないですが、体験談と自慢話の区別が出来ない所が老害の老害たる所以です。またこの手の創価員は対話・対論を...
View Article日蓮正宗寺院参詣記⑥【大杉山・有明寺(身延町)】
今回は身延町にある『有明寺』の紹介をします。有名寺の縁起は、応仁元年(1467)に第9世日有上人が隠居所として現在の地に法華堂を創建されたのが始まりで、文永14年(1482)9月29日に日有上人が御遷化した後は、その法華堂は日有上人の御廟所となりますが、沿道の民家が参詣者の宿支度にも苦労するほど日有上人を偲ぶ参詣者があとを絶たない状況だったといいます。そんな中で、延宝8年(1680)9月29日に第1...
View Articleリーズナブルな創価学会の葬儀の実態と信心
創価学会のアピールポイントのひとつとして、「創価学会の葬儀はお金がかからない」という謳い文句があります。今の時代、特にコロナ後は日本人の葬儀様式も様変わりして、家族葬や直葬など少人数の参列者で僧侶も呼ばずにリーズナブルな葬儀をする人が多くなっているそうで、葬儀屋も家族葬プランを販売し家族葬用の葬儀場が街中に目立つようになりました。以前このブログでも書きましたが、各地の創価の会館を会員に無料で葬儀場と...
View Article都議会選挙2025。自民・公明は歴史的敗退。
2025年の都議会選挙の投開票が行われ全議席が確定した。都ファが圧勝という感じで第一党に返り咲く一方で自民党は公認候補は当選18人でこれに裏金議員3人を追加公認するという詐欺同様の手口使っても21議席という過去最低結果となった。国民は山尾志桜里の一件で支持率低下が懸念されたものの9議席を獲得し玉木代表もホッとしたのではないか。立憲も議席増で野党第一党に。そして参政党が3議席と複数議席を獲得し躍進と言...
View Article創価学会員さん、本当に信仰の喜びを感じてますか?
幼児の時にオート入会させられている二世や三世の創価学会員には入会動機はないだろうけど、自分で入会した創価学会員には入会や学会活動を始めた動機があると思う。私は入会時は単なるしがらみでの嫌々入会だったけど、大きな苦難に直面した時に大聖人の信心に最後の望みを託そうと思ったのが発心の切っ掛けです。最初は勤行唱題からはじめ、我家に家庭訪問に来る男子部長が「大聖人の仏法は御書を読めば分かる」と言ったので、およ...
View Article弁惑観心抄(日應上人)要文⑨第2章39節より
そもそも我が門所立の境智において重々の秘説あり。一には、本地難思境智冥合不渡余行直達正観事行の一念三千の大御本尊は境なり、この本尊に向かい奉る我らは智なり。これすなわち、末法下種益の境智なり。二には、右に挙げるところの境妙たる本尊一幅の上において、また境智を論ずれば「南無妙法蓮華経日蓮判」は境なり、「釈迦・多宝」等は智なり。三には、首題の一仏に境智あり。また「日蓮判」とあそばす宗祖の当体において境智...
View Article創価ブログに見るデマ拡散の方程式。
『創価に乾杯』という創価系ブログがあって時々読んでいる。管理人はHN夕焼けと名乗る団塊の世代の老学会員で、質の低い創価教学を書いたり日蓮正宗の悪口を書いたりしている。正宗の事を「似非宗門」など言っているが全然面白くない。70年以上生きているのだらかもう少し気の利いた悪口をいってもらいたいが、どうも創価学会員というのは押し並べて語彙力に乏しいらしい。それと団塊世代なんだから、私のようなアンチに対しては...
View Article日本の伝統芸能【文化・芸能】
日本の伝統芸のと言えば、『能楽』『文楽(人形浄瑠璃)』『歌舞伎』が、日本三大芸能と呼ばれていますが、なかなか見にいくことはないですよね。私も『歌舞伎』は取引先の社長に連れられて一度みました。『能楽』はむかしよく行っていたゴルフ場に能舞台がありそこで年に何度か『能楽』の公演があり、ゴルフ終わりに3回くらい鑑賞した程度で、本格的な能楽堂に行ったことはありません。(ゴルフ場の能舞台もそれなりに本格的でした...
View Article創価学会員の為の御書要文講義⑬【最蓮房御返事】
いかに我が身は正直にして世間・出世の賢人の名をとらんと存ずれども、悪人に親近すれば、自然に十度に二度三度、その教えに随いもて行くほどに、終に悪人になるなり。釈に云わく「もし人、本悪無きも、悪人に親近せば、後必ず悪人と成り、悪名天下に遍からん」云々。今月の座談御書は『辧殿尼御前御書』ですが、この御文は6年前の7月の今年と同じ参議院選挙の時に取り上げています。都議選の公明惨敗を受けて「日蓮、一度もしりぞ...
View ArticleQ&A 学会活動に関する素朴な疑問【添削版】⑤(創価学会について)
Q.「創価」ってどういう意味?「価値創造」という意味で初代会長・牧口常三郎の『創価教育学会』から『教育』の二文字を削除した名称です。牧口常三郎の『創価教育学会』宗教と全く関係ない組織ですから牧口を初代会長にするはちょっと無理ゲーなのですが創価学会としては少しでも長い歴史にしたいから、かなり後になって1930年(昭和5年)11月18日を創立記念日にしてみました。現実的に何をするかというと建前上は、「生...
View Article創価学会教学部の怠慢・教義を知らない会員達。
最近、寺院の勉強会で『創価学会教学要綱』の内容を取り上げて邪宗化が進んだ創価学会教義の破折を学んでいます。創価バスターの私は『創価学会教学要綱』が出版された当初から講頭や地区長に、創価員を折伏するために創価新教義の学習をした方がいいと言っていたのですがその時はスルーされました。ようやく時代が私に追いつきました(笑)。さて法華講員さん達の証言によると教義変更を全く知らない創価員が多いそうです。私も知人...
View Article信心していても願いが叶わず苦しい。
信心をしていてもなかなか願いが叶わず、苦しい時ってありますよね。こんな時には「自分の信心が間違えているんじゃないか?」「自分は大聖人仏法を下げているんじゃないか?」なんて色々なことを考えちゃいますよね。実は日蓮大聖人も同じことを思っていたのです。『開目抄』で、「世間の疑いといい、自心の疑いと申し、いかでか天扶け給わざるらん。諸天等の守護神は仏前の御誓言あり。法華経の行者には、さるになりとも法華経の行...
View Article創価学会の活動体験談②内票会議
都議選惨敗はスッカリ無かったことにして、引き続き参議院選挙の戦いを強いられている創価学会員皆さまご苦労様です。参院選の完全勝利は創価員皆さんの双肩にかかっているので、止暇断眠で死ぬ気で真剣に戦ってくれないとまた公明党の斉藤代表に「運動量が足りない」って苦言を言われますから、公明党の為に全てを犠牲にして選挙活動をしてください。さて、創価学会には国政から地方選挙まで、選挙区でも比例でも公明党が絡む選挙に...
View Article信仰は最強のアイデンティティ
私は子供の頃から読書好きなのですが、中学生の頃に哲学書にハマっていた時期があります。ソクラテス・プラトン・ニーチェ・ショーペンハウアーなどなど、学校の図書館に並んでいてた哲学書はひと通り読みました。思春期にありがちな「自分とは何か」という自分探しの旅の一環なのですが、やがて哲学書も読まなくなりました。何で自分探しの旅に出たかというと、ある出来事がきっかけで(といっても大した出来事ではありませんが)人...
View Article池田大作のファーストクラスで行く初めての海外旅行
悪性ウィルスのように世界に広まった創価学会。日本ではつるべ落としのように衰退している創価学会員にとっての海外の信者増だけが唯一の自慢だが、世界人口比での創価学会員の割合は僅か0.03%程だ。創価の世界広布の第一歩は昭和35年の池田大作の初の海外旅行から始まった。『新人間革命』の第一巻に(以下太字は新人間革命より引用)、「10時40分、一行を乗せた日本航空(JAL)800便は、轟音を響かせて離陸し、一...
View Article保守主義とは何かを考察する【哲学・思想】
選挙が近くなると政党マッチングアプリでテストしてみるのですが、私と相性がいい政党はどのアプリでも参政党・日本保守党という回答になります。読者の皆さんはとっくにご存知でしょうが、私は日本が大好きな日本ファーストの保守主義者です。でもそれって普通だと思うんですよね。世界中のどの国の人々も自分の国が好きなの人の方が多いのではないかと思います。それなのに近年の世界を覆うグローバリズムの波には違和感を感じます...
View Article創価公明の今回の仏敵は参政党。
参院選も真っ盛りで、各党・支援者も熱いバトルを展開しています。私は衆参共に少数与党か又は衆参逆転を希望しているので今回の参院選で自公が過半数割れすることを望んでいます。その為には一つ目のポイントして1人区で野党が自民に勝つこと。余談ですが自民の鶴保康介が、「運よく能登で地震があった」という暴言を吐きましたが、北陸3県はそれでも自民王国なのが不思議です。因みに鶴保発言を批判した公明党は鶴保を推薦してま...
View Article私の『大石寺ガイド』⑧客殿と不開門(あかずのもん)
『六壺』と隣接しているのが『客殿』です。客殿は、寛正6(1465)年3月、総本山第9世日有上人によって建立され、その後、第27世日養上人、第52世日霑上人、第64世日昇上人、第66世日達上人の代にそれぞれ再建されています。現在の客殿は、平成10年3月、日顕上人の御発願により『不開門』と共に新築されました。建物は、間口と奥行が同じで約55m、高さが36mの二階建てで、1,112畳敷の大広間があります。...
View Article弁惑観心抄(日應上人)要文⑩第3章49節より
そもそも戒壇本尊所難の如きに至っては、軽率に論ずべからず。まず論拠あって、かつ宗・因・喩の規矩(きく)に合って難儀討論するにあらざれば、問答の定格にあらず。ただ乱駁の妄言なるのみ。第2章では、本門本尊の人法一箇を否定する日守を破折しましたが、第3章では更に踏み込んで、弘安二年十月十二日御建立の『戒壇大御本尊』に対する日守の疑難・邪義を破折しています。この49節では、日守が戒壇大御本尊を偽物と誹謗する...
View Article釈迦(仏陀)の弟子達①【シャリープトラとモッガラーナ】
今回からインドの釈迦(仏陀)の有名な弟子達についてシリーズで記事にしたいと思います。釈尊と言えば十大弟子が有名です。その中でも釈迦の両腕的存在なのが、シャリープトラ(舎利弗)とモッガラーナ(摩訶目犍連・目連)です。初回はその舎利弗と目連の二大長老について書きます。■十大弟子 -...
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