日寛上人の御書文段の御指南⑪(如説修行抄筆記)
常に心に折伏を忘れて四箇の名言を思わざれば、心が謗法に同ずるなり。口に折伏を言わざれば、口が謗法に同ずるなり。手に数珠を持ちて本尊に向わざれば、身が謗法に同ずるなり。故に法華本門の本尊を念じ、本門寿量の本尊に向い、口に法華本門寿量文底下種・事の一念三千の南無妙法蓮華経と唱うる時は、身口意の三業に折伏を行ずる者なり。これ則ち身口意の三業に法華を信ずる人なり云云。今回は日寛上人の有名な御指南なので知って...
View Article日蓮大聖人の仏法に対する誤解。
「日蓮(大聖人)は他宗を批判し釈迦を否定しているのは間違っている」というような日蓮大聖人に対する一般の方の批判を聞きますがこれは日蓮大聖人の教えに対する大きな誤解です。確かの大聖人・日蓮正宗は他宗派を批判はしますが、それは他宗派の宗祖の教えが釈迦の教えを歪曲しているからなのです。日蓮大聖人はそのような釈迦の教えに反する他宗を批判したのであって日蓮大聖人こそ釈迦の教えに忠実だったのです。大聖人は釈迦の...
View Article創価学会員の為の御書要文講義⑦(寺泊御書)
世間の学者の想に云く此れは天台一宗の義なり諸宗は之を用いず等云云、日蓮これを案じて云わく、八宗・十宗等は皆、仏の滅後よりこれを起こし、論師・人師これを立つ。滅後の宗をもって現在の経を計るべからず。天台の所判は一切経に叶うによって、一宗に属してこれを棄つべからず。諸宗の学者等、自師の誤りを執する故に、あるいは事を機に寄せ、あるいは前師に譲り、あるいは賢王を語らい、結句、最後には悪心強盛にして闘諍を起こ...
View Article脱・創価学会マインドコントロール③
前回は、マインドコントロール(MC)にかかってしまう人間の心理の6つの法則の話をしましたが、【6つの法則】自体は別に悪いことではなくむしろ人間の道徳心でもなり社会生活を営む上で必要かつ当然の心理です。しかしそうした人間心理を悪用するカルトや詐欺師が存在します。そうしたカルトや詐欺師から身を護るために今回はその内容と対処法について書きます。■関連記事▶脱・創価学会マインドコントロール② -...
View Article顕正会員またまた逮捕。暴力体質の顕正会による悪質な脅迫。
『慧妙』7月1日号に顕正会男子部員が逮捕されたというニュースが掲載されていた。報道によると、法華講員に対し「殴る」「殺す」「乗り込む」などと悪質な脅迫と組織的な嫌がらせをしていたそうで先月(6月)3日に埼玉県の蕨警察署に逮捕されたようだ。いつかはどこかで顕正会の逮捕者が出るだろうなって思っていたので特に驚きはない。創価広宣部時代にも顕正会は暴力性があると注意喚起がされていた。また過去には(現在は知ら...
View Article有名僧侶略伝⑥栄西
栄西は保延7年(1141)、吉備国総鎮護の吉備津神社の神職・賀陽(がや)氏の子として生まれ幼名は千寿丸といい14歳で比叡山に出家し栄西の僧名を受け以後、延暦寺、吉備安養寺、伯耆大山寺などで天台宗の教学と密教を学び仁安3年(1168)28歳の時に栄西は初めて中国(南宋)に渡ります。禅宗は唐時代に始まり一時弾圧を受けていましたが宋代には国家仏法にもなっていて広まっていました。しかし最初の入宋の際には栄西...
View Article小池百合子氏、東京都知事に再選される。次点は石丸伸二氏に。
7日に投開票された東京都知事選挙は現職の小池百合子が圧勝で三選を果たした。都知事選で現職候補が落選することは過去に一例もなく順当な結果だった。次点には前広島県安芸高田市長の石丸伸二。私は彼のYouTubeを時々見ているので今回は注目していたが予想以上の結果で来るべき衆院選を狙っての出馬だったであろう石丸にとっては大勝利といっていいだろう。選挙区を間違わなければ次回の国政選挙では当選するだろう。それと...
View Article『茶道』と仏教。【文化・芸能】
日本文化の三道の中のひとつが『茶道』。みなさんは『茶道』をなんて読みますか?「さどう」それとも「ちゃどう」ですか。実はどちらも正解なのです。表千家では「さどう」といい、裏千家では「ちゃどう」といいます。武者小路ではどっちでもいいそうです。私がこのことを知ったのは中学生の時です。同級生のモブ女子『茶道』を「ちゃどう」と言っていて「”さどう”でしょ」と誰かに指摘されたところ「裏千家では”ちゃどう”ってい...
View Article『狸祭り事件』・創価学会の威力体質を象徴する事件
先日は顕正会の暴力体質について言及したが、創価学会の暴力・威力体質も顕正会に負けていない。牧口時代から所属寺院の歓喜寮主管・堀米泰栄師(後の日淳上人)を吊るしあげるなどの威力行為を頻繁に行っている創価学会のハラスメント体質の象徴的な事件が昭和27年(1952年)4月27日の大石寺で宗旨建立七百年記念慶祝大法会の最中に創価が起こした『狸祭り事件』だろう。事件の詳細な内容について説明する必要もないと思う...
View Article脱・創価学会マインドコントロール④
創価学会におけるマインドコントロール(MC)について心理学の視点から書いてきましたが、こうしたMCされないための注意点を、カルト宗教MC研究の第一人者と言われている西田公昭立正大学心理学部教授がアドバイスしてくれていますので今回は【マインドコントロールから身を守る方法】を西田教授の論説に従って書きます。①常に誠実でなくてよい・・誠実であることは人間として大切なことですがそれも時と場合によります。ヤク...
View Article御講拝読御書研鑽(2024年7月・妙密上人御消息)
已今当の経文を深くまほり・一経の肝心たる題目を我も唱へ人にも勧む、麻の中の蓬・墨うてる木の自体は正直ならざれども・自然に直ぐなるが如し、経のままに唱うれば・まがれる心なし、当に知るべし仏の御心の我等が身に入らせ給はずば唱へがたきか今月の御講拝読御書は『妙密上人御消息』の御文でした。妙密上人については詳細は不明ですが、鎌倉の楅谷の住んでいた在家僧または御家人と考えられています。大聖人様に御供養を欠かさ...
View Articleめちゃくちゃ嘘っぽい創価新報の記事を読む。
我家には定期的に創価新報を配達してくれる親切な匿名学会員がいる。内容的には取るに足らないので流し読みした後に猫のトイレ掃除やてんぷら料理の時に利用しているが、7月号に、正宗から祖母を脱講させた学会員の活動報告?の記事が掲載されていてその中身がめちゃくちゃ嘘っぽくて笑えた。創価のこの手の記事ってまず本人の特定ができない。正宗の『大白法』や顕正会の『顕正新聞』はこの手の体験談を掲載するときは本人の写真と...
View Article身から出た錆の異流義を放置する日蓮宗【身延日蓮宗】
過日、身延日蓮宗の僧侶を名乗る人物がネットで創価学会批判にことよせて日蓮正宗の事まで批判していた。「創価のようなカルト教団を発生させた日蓮正宗の教義に問題がある」というような発言である。創価を破門して30年以上も経過して現在の創価教義は正宗の教義とは全く別物なのにあたかも同じであるかのように誤解させるような主張で、この身延僧侶は勉強不足なのかそれとも単に正宗を貶めたいのか分からないが身延僧侶の見識・...
View Article創価学会のプロバガンダ①
今回から創価学会が会員をマインドコントロール(MC)するプロバガンダ手法について書きます。プロバガンダとは何らかの意図を持つ『宣伝』のことで、プロバガンダには情報元が明確で事実を元に発信されるホワイトプロバガンダと、情報元が不明確で虚偽や誇張が含まれるブラックプロバガンダがありますが、カルト教団といわれる宗教団体はブラックプロバガンダで信徒をMCします。逆説的に言えばブラックプロバガンダを使う教団は...
View Article創価学会のプロパガンダ①
今回から創価学会が会員をマインドコントロール(MC)するプロパガンダ手法について書きます。プロパガンダとは何らかの意図を持つ『宣伝』のことで、プロパガンダには情報元が明確で事実を元に発信されるホワイトプロパガンダと、情報元が不明確で虚偽や誇張が含まれるブラックプロパガンダがありますが、カルト教団といわれる宗教団体はブラックプロパガンダで信徒をMCします。逆説的に言えばブラックプロパガンダを使う教団は...
View Article日寛上人の御書文段の御指南⑫(法華題目抄文段)
問うて云わく、若し爾らば我等衆生、一期に一遍なりと雖も不退の位に到るべきや。答えて云わく、若し過去の謗法無き人は実に所問の如し。遂に不退に到るべし。然るに我等衆生は過去の謗法無量なり。この謗法の罪滅し難し今回の御指南は『法華題目抄』の「問うて云く法華経の意をもしらず只南無妙法蓮華経と計り五字七字に限りて一日に一遍一月乃至一年十年一期生の間に只一遍なんど唱えても軽重の悪に引かれずして四悪趣におもむかず...
View Article創価学会・河合一(師範)のインチキ教学著作『暗黒の富士宗門史』
創価学会員に多大な影響を与えた指導をした大幹部といえば、福島源次郎と河合一が双璧ではないだろうか。福島源次郎は第一次宗創問題で更迭されその後退会し日蓮正宗に移籍、池田創価批判を展開し創価からは『第一級仏敵』に認定されたが、福島の提唱した【会長(池田)への帰命】【人間革命は現代の御書】といった指導は現在の創価教学の骨格になっている。一方の河合一は、『河合師範』と学会員に親しまれ多くの学会員が河合師範の...
View Article創価教学じゃない御書講義(2024年8月座談会御書・四条金吾殿御返事)
賢人は八風と申して八のかぜにをかされぬを賢人と申すなり、利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽なり、をを心は利あるに・よろこばず・をとろうるになげかず等の事なり、此の八風にをかされぬ人をば必ず天はまほらせ給うなりしかるを・ひりに主をうらみなんどし候へば・いかに申せども天まほり給う事なし今月の創価座談会御書は『四条金吾殿御返事』別名『八風抄』の御文です。過去に講義したことない御文なので久しぶりに【創価教学じゃ...
View Article有名僧侶略伝⑦道元
曹洞宗の祖・道元は、正治2年(1200)に貴族の頂点である藤原摂関家の子として京都で生まれました。父は内大臣・久我通親、母は藤原基房の娘で松殿または伊子と言われます。3歳で父、8歳で母と死別した道元は13歳の時に比叡山横川の千光房に入り僧になります。14歳の時に天台座主公円を師に受戒・出家しますが比叡山の修行に疑問を感じ翌年に比叡山を下り園城寺(三井寺)を始め諸師を訪ねて教えを受け18歳の時に栄西の...
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