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アメリカ大統領選挙の仕組み【一般知識・雑学】

アメリカ大統領にトランプが返り咲きましたね。選挙速報をチェックしていましたがペンシルベニア州をトランプが取った所で勝負ありという感じでした。米国大統領選挙は分かりづらいという人もいると思いますので簡単にその仕組みを説明します。まず最初に共和・民主の両党は予備選挙か党員集会で各州の代議員(大統領候補ではありません)を決め、この代議員が全国党大会で大統領候補を決める投票して候補者が決まります。そして大統領選では州ごとに選挙人を選びます。選挙人は各州の人口比率で人数が決まっていて全部で538人です。有権者は自分が支持する候補者に投票しますが、各州で得票数が多かった候補者がその州の選挙人の数を「総取り」します(一部総取り方式ではない州もあります)そしてこの獲得した選挙人の数が538人の過半数以上(270)を超えた候補者が次期大統領になります。この方式を『間接選挙』といいます。間接選挙は総得票が少なくても選挙人を多く獲得した方が勝利するという逆転現象が起こることもありますがこの方式は米国建国当時の名残りです。さて米国では歴史的に共和党が強い又は民主党が強い州が存在しますが「どちらともいえない州」(スィング・ステート)が存在します。このスィング・ステートを獲得する戦いが大統領選挙の本質です。先にあげたペンシルベニア州はスィング・ステートで選挙人も19と大きいので注目される州です。因みに選挙人最大のカリフォルニアは民主党の地盤です。さて各州の選挙人は必ず得票が多かった候補者に投票しなければならないわけではなく過去には一般投票で勝利した候補者でない候補者に投票した選挙人も存在します。2016年の代表選では10人の選挙人がトランプでもヒラリーでもない候補者に投票した例もあります。このような一般投票を無視した選挙人を【不誠実な選挙人】と呼びます。2016年の選挙においてはこれらの不誠実な選挙人は交代させられたり罰金刑などを受けているようなので今後は不誠実な選挙人は居なくなると予想されますがそれなら間接選挙を止めて直接選挙に切り替えればいいのにと思います。日本の場合は直接選挙なので不誠実な選挙人はいませんけど不誠実な政治家が多いのでそっちの方が問題ですね。とはいえ不誠実な人というのはどこにでもいます。それは人間の理性や良心というものがいかに頼りないものか物語っていると思います。そして不誠実な人間が増えたのは宗教の退潮も関係していると思います。逆に言うと神仏に対して誠実な人は不誠実度は低いと思います。日本では昔から「お天道さまは見ている」とか「お天道さまは許してもこの桜吹雪は許さねぇ!」(笑)なんて教えられますよね。私の信仰する日蓮正宗では生まれた時から「同生天・同名天」という二人の神様が両肩にいてその人の行動を仏様に随時交互に報告しているという教えがあります。類似する教えは様々な宗教にも存在します。ですから信仰を持っている人の方が持っていない人よりもよりより誠実に過ごそうとするのでないかと思っています。私も信仰する前と今を比べると、好感度に変化はありませんが誠実度はアップししました(自社調べ)。日本の政治家も信仰心をもち誠実な人間になって欲しいですね。選挙の時だけ神頼みするようでは神仏に対し不誠実ですよ。といっても創価統一教会のようなセクト・カルトはダメですよ。やっぱり信仰するなら伝統宗教です。ちなみに公明党議員が信仰者なのに不誠実なのは創立者である池田大作が不誠実な信仰をして支持母体である創価学会が不誠実な宗教団体だからです。


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