私の亡き母は多趣味な人でしたが中でも絵が好きで私の子供頃から亡くなるまで絵を描いていました。妹はその才能を受け継ぎましたが私は絵はサッパリで描きたいとも思いませんが鑑賞するのは好きです。好きな画家は印象派のクロード・モネです。私が子供の頃に母が買った画集をよく観ていたのですが大人になってそれがモネの画集だと知りました。モネの光と風が目に見えるような絵が好きです。一番好きな作品は、『散歩・日傘をさす女』です。世界最古の絵画はインドネシアのイノシシの壁画と言われ約4万5千年前のものだそうです。【ラスコーの壁画】は有名ですね。こちらは2万年前にクロマニヨン人が書いたと言われてます。このように絵画は文字ができるずっと前から人々の伝達手段だったのです。西洋絵画もその初期の段階においては文字の読めない人々の為の【見る聖書】の役割を果たしていました。西洋絵画において【歴史絵(宗教絵画)】が絵画ヒエラルキーの最高位といわれたのはその為です。西洋の歴史や聖書の内容などある程度の知識がないと分からないのが歴史画鑑賞のハードルを上げていますが、その点ではモネなどの印象派やルソーなどのバルビゾン派の風景画はそこまで知識がなくても楽しめるので私には丁度いいです。西洋絵画は「見る聖書」と言われますが、同じように日蓮大聖人の曼荼羅は「見る経典」です。また日蓮大聖人の御影は「見る御本仏」です。もちろん信徒以外の人はただの文字や紙だと思うでしょう。ラファエロやダ・ビンチ、ティツィアーノなどの有名な絵画を見ても、キリスト教徒とそれ以外の人、また聖書などの知識のある人とない人、絵画に興味のある人とない人の感じ方は全く違いますから仕方のないことです。華厳経に【心如工画師(心は工[たく]みなる画師の如し)】という言葉があります。これはあらゆるものを作り出しているのは心であるという意味で、天台大師が『摩訶止観』で一念三千を説明するのにこの言葉を使いました。そして日蓮大聖人は天台大師の立てた「理の一念三千」から「事の一念三千」を説明しました。「事の一念三千」とは御本仏の心でそれを表したのが日蓮正宗の御本尊です。西洋絵画と同じように日蓮大聖人の説いた教えや御生涯などを知ると曼荼羅本尊も単なる文字という以外の見え方に変わっていきます。また信仰者も化法・化義の信心が進んで行くと御本尊の見え方が変わっていくのです。創価学会員みたいに御本尊を「幸福製造機」なんて思っているようでうは犬がラファエロの絵画をみても何も感じないように、学会員にとって曼荼羅は何の価値もないわけです(笑)。そういえば以前に池田創価学会による『ルノワール絵画事件』ってありましたよね。投機目的で美術品を取引することは世界各国で行われていますが美術の世界ではそのような行為は下軽蔑されます軽蔑されます。昨年『クロード・モネ展』を富士美術館で開催していましたが、ルノワールの絵画を巡る怪しい事件を起こした下劣な池田創価の美術館に行く気になれなくて行きませんでした。今度ちゃんとした美術館で開催してくれたらモネの絵を観にいこうと思います。
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